Android Bazaar and Conference 2012 Spring に行って来ました
ABC2012で参加したセッションのメモや感想をつらつらと
イベントの内容や講演資料は公式に上がってたりします
http://www.android-group.jp/conference/abc2012s/
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- 情報の共有について
- Facebook上場時のLetter From Mark Zuckerbergが的確に示している
- http://www.sec.gov/Archives/edgar/data/1326801/000119312512034517/d287954ds1.htm
- 情報の共有について
総務省の基調講演は途中で抜けてあまり聴いてないので割愛
- スマートフォン時代における新たな広告収益戦略(グーグル株式会社 オンラインパートナーシップグループ/坂本達夫)
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- DLされているアプリについて
- DLしたことある人→無料:96%, 有料:48%
- DLしたアプリの数→無料:27.7本, 有料:4.8本
- 有料アプリのみをターゲットにした時点で半数以上のユーザには触ってもらえない
- DLされているアプリについて
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- 収益モデルについて
- 有料アプリ(DL時)、アプリ内課金、広告
- 有料、無料+広告といったアプローチもよくある
- 収益モデルについて
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- 広告モデルのポイント
- 広告を入れる前提のUI設計
- ユーザの操作を阻害しない
- アプリ作ってから広告を後付けすると評価下がるし大変
- 広告モデルのポイント
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- Permissionについて
- Permission自体はJavaの機能
- Permissionだけでは同意したことにならない
- Permissionについて
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- 同意確認について
- 個別的選択オプトイン
- アプリ使用中に該当機能を使用するときに同意確認
- 同意確認について
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- 端末IDについて
- 端末IDは不要、収集するべきではない
- 端末IDは偽装可能
- アプリ内でローカルなIDを使用して識別する
- 端末IDについて
- 「ADB(Android Debug Bridge) そのしくみから応用まで」(京都マイクロコンピュータ株式会社/小林哲之)
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- adbの構成について
- adb client: adbコマンド
- adbd: target device側のdaemon
- adb server: clientとadbdを中継するproxy的な役割
- adbの構成について
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- adb serverについて
- clientとadbd間にコネクションをはる
- USB/TCPどちらも可能 → clientでは通信経路を考える必要なし
- adb serverについて
- 検証、SEAndroid(Android セキュリティ部/矢倉大夢)
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- SEAndroidについて
- ベースはSELinux
- アプリによる権限昇格防止、データ漏洩の防止
- コンテキストによってデータを保護
- /system/bin以下はどのユーザも書き込めない
- root取られても大丈夫、そもそも脆弱性つきにくいからroot取りづらい
- アプリから他アプリへの干渉を避けれる
- ただしコンテキストはきちんと設定する必要あり(デフォルトでも堅牢)
- SEAndroidについて
初めてABCに参加したけど技術的なセッションの他にマネタイズなどの
ビジネス系なセッションが多かったのが印象的だった。
もちろんコアなセッションもあって人気なものは5分前満席って状態も。
実は一番聴きたかったセッションが満席で入れなかったりしてアレだった。
別件があったので最後まで居れなかったのだけど知識不足を感じるにはとても満足で良かった。
もし次があればもっと技術寄りなやつとかUIなんかを中心に回ってみたい。